画像引用元:総務省
マイナンバーカードの交付状況(2021年1月時点)
今回は、マイナンバーカードの交付状況について調べてみました。以下、簡単にまとめていきたいと思います。
マイナンバーカード交付率 市区町村別ベスト10
マイナンバーカードの交付枚数をその自治体の人口に対して交付率として試算した結果が、定期的に総務省から配信されています。特別区・市においては以下の通りです。
団体名 | 人口 【R2.1.1時点】 |
交付枚数 【R3.1.1時点】 |
人口に対する交付枚数率 |
石川県加賀市 | 66,350 | 34,950 | 52.7% |
宮崎県都城市 | 164,506 | 82,881 | 50.4% |
兵庫県三田市 | 111,934 | 43,713 | 39.1% |
奈良県橿原市 | 121,736 | 45,817 | 37.6% |
鹿児島県西之表市 | 15,176 | 5,579 | 36.8% |
三重県いなべ市 | 45,713 | 16,681 | 36.5% |
東京都中央区 | 168,361 | 61,374 | 36.5% |
奈良県生駒市 | 119,483 | 43,424 | 36.3% |
東京都港区 | 260,379 | 92,867 | 35.7% |
北海道千歳市 | 97,552 | 34,262 | 35.1% |
都道府県別ではどうか
以下の表の通りですが、意外にも東京との交付枚数率は第2位となっています。
都道府県名 | 人口 【R2.1.1時点】 |
交付枚数 【R3.1.1時点】 |
人口に対する 交付枚数率 |
宮崎県 | 1,095,903 | 358,411 | 32.7% |
東京都 | 13,834,925 | 3,945,964 | 28.5% |
奈良県 | 1,353,837 | 385,025 | 28.4% |
兵庫県 | 5,549,568 | 1,542,884 | 27.8% |
神奈川県 | 9,209,442 | 2,464,124 | 26.8% |
滋賀県 | 1,420,948 | 373,016 | 26.3% |
大阪府 | 8,849,635 | 2,305,743 | 26.1% |
長崎県 | 1,350,769 | 338,477 | 25.1% |
山口県 | 1,369,882 | 342,400 | 25.0% |
千葉県 | 6,319,772 | 1,577,748 | 25.0% |
京都府 | 2,545,899 | 632,864 | 24.9% |
※出展:同上
男女別ではどうか
男女別では、全体で男性が15,647,445件で、女性が15,118,172件となっており、その差は約53万件です。母数1億2千万人からするとそれほど大差はない状況と読み取れますが、今のところ男性の方が若干多く取得されているようです。
年齢別ではどうか
年齢別ではその年齢帯におけるおおよその取得率は
20歳未満・・・13.6%
20代・・・23.0%
30代・・・25.1%
40代・・・22.9%
50代・・・26.7%
60代・・・29.3%
70代・・・30.7%
80歳以上・・・22.9%
となっています。年齢別でみると、70代が最も取得率の高い世代だと分かりますね。運転免許証の返納によって公的身分証明書が必要なるという主だった理由も絡んでの結果と思われます。また、全国の人口に対する交付枚数率は24.2%なので年齢別でみても、20歳未満の層以外は概ね全体平均に近しい値であることが分かります。20歳未満は取得の必要性がそれほどないという理由もあるのでしょう。
以上、今回はマイナンバーカードの偽造防止技術についてでした。