画像引用元:マイナンバー制度の安全対策紙芝居
マイナンバーは知られても悪用できない
今回はマイナンバーカードの安全性について調べてみました。以下、簡単にまとめていきたいと思います。
マイナンバーを他人に知られたらどうなるの?
他人に知られても以下のいくつかの仕組みにより、悪用はできないようになっています。
顔写真付きの身分証明書での本人確認が必要
マイナンバーを使う手続きでは、顔写真付きの身分証明書での本人確認が必須とされています。番号確認と身元確認が義務になっているんですね。
法令により個人情報を調べられない
マイナンバーを知られても、マイナンバーの利用範囲(税、社会保障、災害対策の3分野のみ)や、収集・保管などは法令で厳しく制限されています。手続きを受付する行政職員だけがその手続きに必要な情報に限ってアクセスすることが許されているのです。
第三者機関の厳しい監視体制
マイナンバーを利用する機関に対しては、個人情報保護委員会がその利用環境や運用方法などを厳しく監視・監督しています。情報漏洩してしまうリスクがないかどうか、あればその対策はどのように施しているかなどを、きっちりと監視しているということですね。
情報の分散管理
また、個人情報は一元管理する仕組みではないため、情報が芋づる式で漏洩することはありません。年金なら年金事務所、税金なら市区町村など、それぞれの行政機関ごとに管理しています。
罰則の強化
罰則も厳しめに規定されており、例えば、自分または誰かの不正な利益のためにマイナンバーを提供した場合は、3年以下の懲役または150万円以下の罰金、もしくはその両方が科されます。
もしもマイナンバーカードを失くしたら?
一次利用停止をしよう
安心して、まずは電話することになります。24時間365日体制でマイナンバーカードの一時利用停止を受け付けています。こちらの公式ページに記載のフリーダイヤルに連絡しましょう。
ICチップは不正に読みだそうとすると壊れる仕組み
不正に情報を読み出そうとしても、マイナンバーカードのICチップは自動で壊れる作りになっています。また暗証番号の入力を一定回数以上間違うとカードがロックされてしまいます。
ICチップにプライバシー性の高い情報はない
不正に情報を読み出そうとしてもマイナンバーカードのICチップには、税や年金などのプライバシー性の高い情報は入っていません。
以上、今回はマイナンバー制度の安全対策についてでした。